はい!どーも!筋肉痛もようやく落ち着いてきたら、すぐに次の山のことを考えている岳丸です。低山は暑くてしんどいので、山梨・長野くらいに遠征したいですねー!
今日は夏の風物詩、テナガエビ釣りに行ってきましたので、釣り方を紹介します!
テナガエビとは
テナガエビは、テナガエビ科テナガエビ属の属称です。日本全国にテナガエビは生息しており、岳丸の住む神奈川県ではテナガエビ、ミナミテナガエビ、ヒラテナガエビなどが生息しています。九州以南では、大型なオオテナガエビなど15種類ほどが確認されています。
食性は肉食性です。釣りの場合は、アメリカザリガニ同様に、スルメイカやコマ肉、赤虫を使って釣るのが一般的です。
生息区域は、主に汽水域です。汽水域とは海水と淡水がぶつかり合った区域のことを言います。よく、海水が薄まった地域でしょ?と思っている方がいますが、そこまで混ざり合っているわけではなく、比重の重い海水が下層に、比重の軽い淡水が上層の構造になっています。
川から運ばれてきた栄養分をもとに、プランクトンが発生します。プランクトンを食べに来た小魚を食べにフィッシュイーターも集まるため、汽水域は釣りの好スポットとなるわけです!
テナガエビは、それほど場所を選びません。上の写真のような比較的汚れている水質でも生きることが出来ます。テナガエビが好むポイントは下記の通りです。
- 汽水域
- 岩やテトラポッドなどのシェルターがある所
- 流れが緩やかな場所
- 比較的低水温(新鮮な水と酸素が供給される)
神奈川県では多摩川、相模川、酒匂川では上記条件を満たすところも見つけやすいと思います!
ただし、相模川には漁業権が設定されているようなので、ご注意ください。(詳しくは上記リンクをご覧ください。)
テナガエビの釣り方
それでは、テナガエビの釣り方を紹介します!
仕掛けは上の写真の通り、延べ竿に玉浮き仕掛けを付けたシンプルな仕掛けです。テナガエビは口が小さいので、タナゴ針の2号前後を使用します。
上のように市販の仕掛けもあります。
シモリのタイプもあるのですが、夜間はシモリだと動きが分かりづらいこともあるので、岳丸は浮きタイプを使用しています!
今回餌は赤虫を使いました!魚肉ソーセージなどでも釣れなくは無いので、虫餌が苦手な方は代替品でOKです!
赤虫の場合、赤虫の頭(先端が黒くなってる方が頭)にチョン掛けで狙います。
あとは浮きで高さを調整して、当たりを待ちます。浮きの設定は、底に合わせます。
当たりですが、テナガエビは捕まえた餌を、巣穴に戻ってから食べる特性があります。魚のように明確な当たりは出ませんが、浮きが止まったり、横に動く当たり出ます。
針が口に入るまで時間がかかりますので、当たりから20秒程待ってからゆっくり合わせながら、引き抜きます。
かかっていれば、重さが乗りますので、一気に引き抜きます。持ち上げると小気味良いビビビッ!と当たりを感じ取れると思います!
ちなみに、テナガエビは夜行性です。夕マヅメもしくは夜間が狙い目ですので、時合いを確認しながら釣りに向かうのが良いかと思います!
次の投稿で釣ったテナガエビの下処理方法などを紹介していきます!
ちなみに、今回の釣行でも下のようなサイズが連れて満足でした!
釣ったテナガエビは素揚げで美味しくいただきました!
その他にも、ウロハゼやスジエビも釣れました!
ウロハゼは初めて釣ったのですが、マハゼより厚みがあり体長も大きくなるようです。知らなかったので逃してしまったのですが、食べると美味しいハゼみたいです!
多摩川は、思ったより色んな魚が釣れて楽しませてもらえます!
この生態系を大切にしていきたいですね!
今回も記事を読んでいただきありがとうございます!
コメント