はい!どーも!仕事が忙しくて、日課のランニングもサボりがちな岳丸です!
最近体が重たくなってきたので、高気温適応及び運動不足解除がてら丹沢山系で、最も人気のある塔ノ岳を登ってきましたので報告します!
塔ノ岳とは?
塔ノ岳は、神奈川県北西部にある丹沢山地に属する1,491 mの山です。
丹沢山地には、最高峰の蛭ヶ岳や山地の名前にもなっている丹沢山、鍋割うどんが有名な鍋割山など有名な山が多くあります。こうした、有名な山々の中でも、トップクラスの眺望を誇る人気ナンバー1の山です!(岳丸評価)
塔ノ岳の登山について
注意・・・登山計画は、自身の体力を考慮して、余裕のある計画設定を心がけましょう。
塔ノ岳のコースには、有名な2コースがあります。1つ目は大倉コース、2つ目は表尾根コースです。今回は大倉コースを登ってきましたので、こちらのコースの案内をします!
大倉コースの総距離は約13.1km.累積標高差は約1,500mで、標準タイムは6時間40分です。
今回は車で行きましたので、パーキングに停めることになります!
パーキングは、営業時間8:00〜21:00の『秦野ビジターセンター 大倉駐車場』と24時間営業のパーキングがあります。
今回は、3時現着でしたので、24時間営業の駐車場に停めました。ちなみに値段は、100円/30分の最大料金800円でした!
混雑を予想して、3時頃に着いたのですが岳丸の車含めても、4台程しか停まっていませんでした。おそらく4時過ぎでも車は停められるのではないかなと思います!
ちなみに、秦野ビジターセンターの駐車場は上の写真のような入口です。
金額は2時間〜10時間で平日200円、休日530円なので塔ノ岳までの往復ならばお得ですね!
ちなみに秦野ビジターセンターは、上の写真のような施設で、丹沢山系の地形や地質について案内をしている施設です。
4時半頃、仮眠から目覚めて支度を済まして出発しました。
駐車場を出て、左折(秦野ビジターセンター方面)に向かって歩きます。上の写真のビジターセンターの駐車場の「P」マークの道を直進していきます。
1km弱舗装された道を歩き続けますと、登山路の入口となる「丹沢大山国定公園」の大看板が見えてきます。
看板の向かいに、登山路に入る道があります。上の写真の左側に伸びている道が登山路です。
案内看板もありますので、迷うことは無いと思います!
それでは、4:45出発!
コンクリート舗装の登山路を歩いていると、ヤマビルの注意看板がありました。丹沢山系は、鹿などの野生動物も多くいて、神奈川県を支える水源でもある為、湿気も高くヤマビルの繁殖しやすい環境になっています。7月の大倉コースは比較的乾燥しているので、ヤマビルは少ないですが、梅雨・秋雨時期などは注意が必要です。基本的には、ゲーターを履いて行くことをおすすめします。
少し歩くと、秦野市城下水道局の配水場があります。実際に蛇口もあり、水を飲むこともできます!岳丸は、下山の時に手を洗って、がぶ飲みしてから帰ります笑
山は、私たちを楽しませてくれるだけでなく、生活も支えてくれています。楽しませてもらっている分、私たちは山を愛し、山を汚さないようにしないといけませんね!
しばらく歩くと、本格的な登山路に様変わりしていきます!
大倉コースの登山路は「大倉尾根」と言う名称なのですが、登山者からは「バカ尾根」という愛称(?)で呼ばれています。
何が「バカ尾根」なのかというと、この階段や遊歩道の単調で急登な登山路が塔ノ岳の山頂約6.4kmまで続きます笑
大倉コースは、塔ノ岳までのコース全長は6.4kmと短いのですが、1,200m程(累積標高差では約1,500m)の高さを登っていきます。単純に計算しても1kmで100m登る計算なので、勾配10%が6.4km続くと言うことです。
登山初心者が登るには、少々体力を要しますので、高尾山〜陣馬山くらいの登山を経験してから、挑戦した方が良いかなと思います。
5:15(出発から約30分)見晴茶屋到着
スタートから約2kmほど進むと見晴茶屋に着きます。見晴茶屋は、大倉コース最初の茶屋です。ここからしばらく、トイレを取れるところが無いので、休んでおくと良いポイントです。
この茶屋を超えたあたりから、本格的な「バカ尾根」が始まりますので、覚悟してください笑
本格的な登山路になってくると、道は礫石が増えてきます。ただ、道自体は整備もしっかりされており、分かりづらいところはありません。
とにかくバカ尾根がつらいだけですね笑
6:10(出発から85分) 堀山の家到着
尾根を登って行くと、堀山の家に到着します。岳丸が登っている時間帯は、まだやっていませんでした。
6:50(出発から125分)花立山荘到着
スタートから約5.4kmで花立山荘に着きます。
かき氷の旗が誘惑してきますね笑
残念ながら、岳丸が登った日は登りも下りもクローズになっていました。空いていたら立ち寄ってみたいですねー!
7:10(スタートから145分)金冷し到着
スタートから5.9kmで分岐点の「金冷シ」に着きます。左に進むと鍋割山、右に進むと塔ノ岳です。
ちなみに「金冷シ」の所以は、肝を冷やすと言う意味からきているようです。ここで書くのは憚れるので、詳しくは調べてみてください!笑
7:30(スタートから165分) 塔ノ岳山頂到着
スタートから2時間45分で山頂に着きました!通常タイムが3時間30分ですので、45分早い到着でしたね!この日の気温は35℃近かったことを考えれば、上出来かなと思います!
丹沢山系の中でも、景色がいいことで有名な塔ノ岳ですが、今回は少し靄が出ていたこともあり、富士山はうっすら見える感じでした!次こそ絶景を眺めたいですね!
それでもキツイ思いをして、登り切った塔ノ岳の頂上の感動は、別格なものでした!皆さんもぜひ、ご自身の目と体で体感してもらえればと思います!
山頂の尊仏山荘で山バッジをゲットしました!山荘の写真を撮り忘れてしまいました…汗
7:45下山開始!
小休止をしましたら、すぐに下山を開始しました!
下山してみて実感したのですが、礫石や浮石が多く、足の置く場所に気を使います。急登な箇所にも浮石が多く、下手すると滑ってしまう危険性もあった為、慎重な足取りとなりました。
上の写真は少し緩やかな箇所ですが、急勾配でも似たような登山路がありました。踏ん張る力が弱い方は、ポールを使った方が良いかと思います!
9:10(スタートから265分) 下山!
登山開始から4時間25分、大倉駐車場まで戻ってきました!
標準コースタイムが6時間40分なので、2時間15分速かったですね!今度は、大倉コースから鍋割山まで行ってみようかと思います!
大倉駐車場のバス停には、靴を洗うことできる流しがあります。大きな泥は、ここで流して帰りました!
まとめ
・登山のサイトや本に、初心者向けコースと掲載されていますが、あくまで丹沢山系の中で初心者向けの山である。基本的な登山技術を得てから登るようにしましょう。
・装備は登山装備必須。運動靴などで行くと、足を傷めます。
・浮石が多いので、下山に自身の無い方はポールを使いましょう!
・ヤマビル対策にゲーターがあると◎
・駐車場はフルシーズンでなければ、4時前に着いていれば空きはありそう。
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