はい!どーも!早いことに、2023年ももう終わりですね!年末の釣り納めを31日に毎年行っている、釣り馬鹿な岳丸です!
今年は熊の出没が多くて、蔵王に登ったきり登山は控えていた分、釣りにはよく行きましたねー!
来年は熊が出没しなければ良いのですが…。来年の春あたりに様子を見ながら、また登山も出来ればなとら思いますね!
そんなこんなで、また釣りですが、今回は鹿嶋旧港の大春丸さんからヒラメ釣りに行ってきましたので紹介します!
ヒラメとは
平目(以下ヒラメ)は、カレイ目カレイ亜目ヒラメ科に分類される魚です。太平洋西部(オホーツク海から南シナ海)の5m〜200mの砂地に生息しています。岳丸が釣りをして思うには、岩礁帯に砂が覆っている底に生息している印象がありますね!ただ、サーフで釣れたりもすることを考えると、砂地に棲息しているのが基本なんでしょうね!
体長は約1.0mまで成長し、重さは10kgほどまでなると言われています。ちなみに釣りの世界記録クラスはラインクラスを無視すると船釣りで8.5kgです。
食性は肉食で、小魚や甲殻類を食べています。船釣りでは、この食性を利用して活き餌を泳がせてヒラメを釣ります。
外房では生きた鰯を餌にして、ヒラメを狙う釣りが主流ですね!今年の7月に行った佐渡ヶ島では、その場で釣った鯵を餌にしていました!餌は地域によって変わってきますが、外房から茨城にかけては、鰯が主とされています!
大春丸について
それでは今回乗る大春丸さんをご紹介します!
大春丸は、鹿嶋旧港と言われる、新浜緑地公園側の鹿嶋漁港にある船宿です!ヒラメや一つてんやによるマダイ、フグ、イカなど鹿嶋沖で釣れる魚のエキスパートです!
船長も女将さんも中乗りさんも皆さんめちゃくちゃ良い人で、ファンになってしまいました!鹿嶋旧港の船宿ってホスピタリティに溢れるところが多いですよね!
遠いんですが、安心して釣りが出来るので初心者と行く場合などは、鹿嶋旧港の船宿を選ぶことが多いです!
以下はヒラメ釣りの内容です!
ヒラメ釣り
集合時間:4:30
出航時間:5:00
帰港時間:12:00(上がりは11:30頃)
料金:13,200円
エサ:イワシ(料金込み)
竿レンタル:1,000円
アクセス
住所は茨城県鹿嶋市新浜13番です。
漁港の前の道に入ると、右側に大きく「大春丸」の看板が見つかりますので、案内に沿って右折しましょう!上の地図で分かるように、港の手前側なので奥に行かないよう注意してください!
鹿嶋旧港は大型の漁港のため、場所を把握していないと、船宿を見つけるのに苦労するんですよね。汗
漁港の中も狭いので、車で入って行って、引き戻すときもUターンするところが無かったり、狭かったりで苦労しますので、Googleマップなどで場所を確認してから向かうようにしましょう!
それでは以下実釣報告です!
実釣報告!
今回は職場の後輩と久々のヒラメ釣りでした!ちょくちょく外道や五目釣りで釣れてはいたのですが、狙って釣るのは2年ぶりくらいです!
この時期は何かと海も荒れやすく、出船出来ない日などもあったりで、タイミングが合わなかったんですよねー。
そんなこともあり、久々のヒラメ釣りとなりました!
鹿嶋旧港到着!船座取り!
家族を起こさないように自宅を出て、高速道路を走らせて鹿嶋旧港に向かいました!
毎回、家を出る前に家族の顔を見ると、釣りに行かずに家族と遊びたいなと思い、しんみりしてしまいます…。
まあ、海見た瞬間に忘れちゃうんですがね!笑
そんなこんなで、3時頃鹿嶋旧港に到着しました!
大春丸さんは、上の写真のとおり待合所兼受付の建物に座席の名前を書く紙があるので、そこに名前を書けば船座確保です!
注意点ですが、船座の紙には実際座るひとの名前を書いていってください!また、待合所はコロナ流行から閉鎖していますので、受付時間までは車内で休んでください!
4:30 受付とセッティング!
女将さんが来て、受付の4:30になりましたので乗船代を支払いました!
ここで今日使う錘の重さや釣れ具合も確認します!通常80号ですが、当日は大潮で風も吹くため100号使用とのことでした。釣れ具合は上々とのことでしたので、期待が膨らみます!
お会計後は、道具を用意して乗船準備をします!船は、駐車場を挟んで受付正面にありますので、移動は大変ではありませんでした!
今回は、大春丸特製仕掛けを購入してみました!値段は1セット500円です!
実は、岳丸は外房でのヒラメ釣りの経験はあるのですが、茨城沖でのヒラメ釣りは初めてです!基本的な釣り方は変わらないでしょうが、仕掛けは地域によって差があるため、購入してみました!
中身を見てみると、大春丸特製仕掛けは捨て糸が50cmと極端に短いのが特徴的でしたね!釣りをしている時も、船長から捨て糸が長い場合は、短くするようアナウンスがありましたので、茨城沖のヒラメは底からあまり飛ばないかんじなんでしょうね。
ちなみに今回の岳丸の仕掛けは上の通りです。
捨て糸は50cmの錘は100号です。ラインは1.5号と今回は細めのセッティングです!
大型が釣れるこれからの時期は、ラインの太さは3.0号以上でも良いと思います!岳丸は変えてる時間が無かっただけです!笑
ただ、いろんなところの船長からは、錘はなるべく軽くした方が釣れると言われていますので、潮流の影響を受けない方がよく釣れるんだと思いますので、ラインは周りに迷惑かけない程度に、細いに越したことは無いと思いますよ!
5:30 出船!釣り開始
5:30過ぎに出船です!
ポイントまでは、30分かからずに到着する感じでした。若干のうねりと風があり、コンディションはいまいちです。
久々の船なので、酔わないか心配でしたが杞憂でした笑
船内で中乗りさんから餌のイワシが配られ、船長の合図で釣り開始です!
底はゴツゴツとたまにすることから、岩礁帯に砂が乗っている地形のようです。ヒラメのにおいがプンプンとしてきます!
…
当たりがない!!
朝一のボーナスタイムのはずが、船内当たりがありません!
始めてから1時間。艫でようやく1枚目が釣れました!型は2.0kgほどと食べ頃です!型は良さそうですね!
そして、右舷艏でもヒット!こちらは2.5kgくらいです!
時合いだなぁと期待していましたが、このタイミングで岳丸には来ませんでした。ちょっと焦ってます…。
焦ってもしょうがないので、竿を置き竿にして朝食タイムです!
岳丸は普段ご飯派ですが、冬はご飯がパサパサになるため、船の上ではパンしか食べません!たまに食べるパンうめぇ!と喜んでいると…。
竿が一瞬グンッ!と引っ張られました!
岩に引っかかったか?と思いつつ、すぐに戻ったので確認のため、手持ちに切り替えると…。
乗っています!!置き竿にしていた為、食い込み加減も分かりません…。
ヒラメは「ヒラメ40」の格言があるように、当たりがあってから40秒ほど待つべきと言われています。ヒラメは捕らえた獲物を咥えて、丸呑みにする捕食行動をするため、針が掛かるまで時間がかかることが所以です。
実際は10秒で掛かることもあれば、2分以上掛かることもあるので一概には言えないのですが、それくらいゆっくり待つ必要があると思ってください!
岳丸はマゴチ釣りの応用で、小さい当たりの後の絞り込むような当たりで合わせを入れるようにしています!
竿先が絞り込まれている間は、少なくとも魚が食いついている状態なので、掛かる確率が上がると考えています。
合わせは大きくゆっくりとします!マゴチほど口周りは硬くないので、速い合わせは不要です!
今回も絞り込むような当たりがあるまで待ちに待って、合わせると…
乗りました!
巻き巻きして、無事タモイン!
2.0kgほどの食べごろサイズです!ひとまず顔が見えたことで、一安心です!
腹部が真っ白なのは、天然のヒラメの証です!
あとは、同船した後輩が釣れなかったときの為、もう1枚は釣りたいところです!
1枚目から1時間後、潮の向きが変わり、ラインが船底側に入り込むようになりました。
送り込み過ぎると、反対サイドとお祭りの原因になるため、底を慎重に取り直しつつの釣りです。
下に潜り過ぎた為、上げようかなと思っているとコツコツと振動が…。
ロッドが下を向き過ぎていて、当たりなのか、底なのか判断出来ません。
周囲を確認してみましたが、根に当たっているような感じはありません。
つまり!当たりと判断しました!
ラインとロッドをギリギリまで送り込んでみると、グインと引っ張られる当たりに変わりました!すっぽ抜け覚悟で合わせてみると…。
乗りました!2枚目ゲットです!サイズダウンですが、1.5kgくらいはある厚めの40cmくらいでした!
ここで風が出てきたこともあり、鹿嶋港内のポイントに移動!底は砂地で、根掛かりも波も無い釣りやすい環境です!ベイトを追ってきたヒラメが居るようで、型が出るとのことです!
1時間ほどすると、ようやく当たりが来ました!当たりが派手に出るためマゴチかな?と思いましたが、上がってきたのは30cmくらいのヒラメでした!
このサイズは食べるところも少ないので、即リリースです!倍のサイズなったらまた釣れてくれ!
そんなこんなで、そのあと当たりは無く、タイムアップとなりました!帰港後はお弁当が用意されていたので、頂いてから帰宅しました!
帰りに潮来の道の駅に寄って、シラウオやワカサギを買ってから帰宅しました!
さいごに
ちょっと渋めではありましたが、魚も釣れて良かったです!
今回は大潮のタイミングで行ったのですが、茨城沖は外海ということもあり、流れがかなり速かったです。
100号の錘でも、浮いてしまうくらいでしたので、茨城沖に行く場合は中潮くらいが良いのかなとも思いましたね!
仕掛けについては、2枚目が船底に潜り込んだ際に当たったことを考えると、本当に底ギリギリを狙うのが当たりを増やすコツなのかと言う気がします。
根掛かりが怖いので、ギリギリを攻めることになりますが、当たりが少ない時は、底を意識してみるのは一つの作戦になるかなと思いました!
茨城沖の感じも分かってきたので、出来れば、今冬にもう一度くらいは行きたいですねー!
それでは、年内の記事はこちらで最後になります!皆さん良いお年を!
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