日本百名山!「南アルプスの貴公子」甲斐駒ヶ岳を日帰り登山してきました!(北沢ルート)

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登山記録

はい!どーも!涼しくなってきて、アウトドアに最適な天候になってきましたね!そんな快適な季節と資格試験がかぶってしまい、遊びに行けない岳丸です。

仕方ないですよね。遊びに行っていたのを理由に落ちるのも後悔が残りますし、試験が終わったら思いっきり遊びます!

そんな中、どうしても登りたかった南アルプスの甲斐駒ヶ岳に日帰りで登ってきましたのでご紹介します!

甲斐駒ヶ岳とは

甲斐駒ヶ岳は、赤石山脈(いわゆる南アルプス)の北端にあり、長野県と山梨県の県境に位置する、標高2967mの山です。南アルプスでは珍しく花崗岩で形成された山のため、白く雪が積もっているかのように見えるのが特徴的な名峰です。

赤石山脈に連なる山ですが、尾根の境界がしっかりしており、単独山のように見え、その荘厳で美しい姿から「南アルプスの貴公子」と称され、日本百名山にも選ばれています。

また、日本に数多くある駒ヶ岳の中で最も標高が高い駒ヶ岳です。木曽山脈(中央アルプス)の駒ヶ岳と対とされ、甲斐駒ヶ岳は「東駒ヶ岳」とも呼ばれます。

甲斐駒ヶ岳 日帰り登山!

今回は、長野県側からの日帰り出来るルートである北沢ルートからエントリーです。

北沢ルートの特徴は、日帰り可能なのと駐車場が多いというところですね!

南アルプスは積雪もあるため、雪装備無しでの登山が出来る時期が少ないため、登山者が集中しやすい傾向にあります。そのため、駐車場のスペースはかなり大事になりますので、事前にチェックしておきましょう!

4:00 南アルプス林道バス利用者用駐車場到着

神奈川県から圏央道、中央道と高速道路を乗り継いで南アルプス林道バス利用者用駐車場に4時頃到着しました。

写真は暗かった為、お昼に撮ったものですが、仙流荘を越えて200mほど先に行ったところに駐車場があります。車はざっと400台ほどは停められそうなスペースがありますが、岳丸が到着した時点で、7割ほどは埋まっていました。

正直、ここまで混んでいるとは思わなかったので、かなり驚きましたね汗

甲斐駒ヶ岳の入山口の北沢峠までは、バスで移動しますが、乗るまでも苦労しそうで帰りたくなりました笑

ちなみに駐車場代は1,000円/台です。駐車場から出るタイミングでの支払いになりますので、お金を用意しておきましょう!

4:15 千流荘前南アルプス林道バス発着所へ移動

とりあえず、バスの券も無いので買うために並ばなければなりません。発着所に向かってみると…。

待機列が2列あります。なんだこれ…。怪訝そうに固まっていると親切な方が教えてくれたのですが。

この2列はバスの券を買う列と、バスに乗るための列のようです!しかも、2列とも並びを取っといた方が良いとのことです!

周りの人を真似て、岳丸も2列とともに荷物を置いて順番を確保しました!

いやぁ…。これ初見は難しいです…。ほんと周りの方々の親切心に助けられました。

4:50 乗車券売場会場

4時50分頃に乗車券売場が開きました。

列はカードICやクレジットカードなどのキャッシュレス決済用の列と現金払いでの2手に分かれます。

今回は、キャッシュレス決済の列に並んでみたのですが、使い方が分からない人がいたりで、正直そこまで回転速度は早くありませんでした。

ちなみに往復で買えます。帰りのバスがギリギリになりそうだったので、往復券で買っておきました。

ちなみに金額は、運賃1,150円の手回り品220円の合計1,370円でした。往復で2,740円ですね!

チケット購入後は、乗車用の並びに移動し、バスに乗車しました!

6:20 北沢峠バス停到着

バスに揺られること約1時間。北沢峠バス停に到着しました。

本当は着くまで寝ていたかったのですが、バスの案内が興味深くて聞いてしまいました。山の知識とホスピタリティに溢れた案内でしたので、乗車された時は寝ないで聞いてみてください!笑

ちなみにお手洗いは、北沢峠を出るとありません。7時間以上トイレが無い状態になりますので、寄っておきましょう!

それでは柔軟などの準備体操をしっかりやったら登山開始です!

6:30 登山開始!

登山を始めて最初の1時間半ほどは針葉樹中心の自然路を歩きます。

車とバスでここまで来たため、気付きにくいですが、既に標高は2000mを越えているため、高山植物もちらほら確認できます。

登山路はそこまできつい勾配ではありませんが、延々と続きますので、油断せず登りましょう!

登ること1時間。標高も2500mを越えてきたあたりで、背の高い木々が減り景色が良くなってきました!

ふと振り返ると奥に北岳?がありました!

いつかは登ってみたい山ですが、なかなか自信が無いんですよぇ…。歳を取れば更に登れなくなるので、早く登ってしまいたいです!

8:35 駒津峰到着!

歩き続けること2時間で、駒津峰に到着しました。

この駒津峰以降、甲斐駒ヶ岳への本格的なアタックになります。今までの土の登山路から岩肌が顕になり、ゴツゴツとした登山路に変わっていきます。

ここで軽く休憩を取り、集中し直してから登るようにしましょう!

駒津峰からは、甲斐駒ヶ岳の全景を楽しむことが出来ます!ここからの景色は、甲斐駒ヶ岳の美しさに感動しつつ、これから登るんだという実感が湧いてきます!

ただ、岳丸は正直、これ登れるのか?としか思っていませんでした笑

駒津峰を過ぎると、登山路は上の写真のように岩の上を歩くようになります。

アスレチックのようで楽しいのですが、バランスを崩すと崖に一直線ですので慎重に進みましょう!

ちなみに、こんなタラップ付きの鎖場もあります。滑りやすいので手袋がある方は持っていた方が良いかと思います。

鎖場は基本的に、鎖は補助と考えましょう!鎖に全体重を預けるのは危険なので、鎖を持つのは最低限と考えてください!

とうとう花崗岩で形成された、甲斐駒ヶ岳の山頂部分にまで来ました!疲れてきていますし、礫の多い登山路のため、浮石で足を取られることもあり体力を消耗していきます。

最後の踏ん張りどころですので、気張っていきます!

10:05 甲斐駒ヶ岳山頂到着!

登ること3時間半!ようやく山頂に着きました!

天気も良く眺めは最高ですし、達成感がここ最近で一番ある山頂でした!

絶景をバックに食事をといきたいところですが、帰りのバスの予定がある為、頂上待機時間、わずか10分で下山します笑

思い出はカメラと記憶に焼き付けました笑

10:15 下山開始!

帰りは鎖場のルートは異なる、砂地のルートを通ります。イメージは富士山の砂走りに近いですね。

甲斐駒ヶ岳クラスの登りをした後の砂地は、膝への負担がかなりきます。

周りの登山者もかなり苦労しているようでした。自分で言うのもですが、岳丸達は下山が上手い部類ですので、周りの方に譲っていただきつつ、さっさと下山していきます。

下山すること2時間。時間は12時頃になりますが、仙水峠に着きました。

大きなゴロタ石が無数に転がる谷ですが、疲れてきた足に浮石だらけの状況で、更に気を遣って下山するため、かなり疲労が蓄積してきます。

ただ、景色は絶景です!しっかりと目に焼き付けましょう!岳丸は体力の限界でフラフラで記憶がありませんでしたけどね!笑

12:50 長衛小屋到着!

山頂から下山を始めて2時間50分!長衛小屋に到着しました!

この長衛小屋では河川敷でキャンプを楽しむことができるようで、遠くから良い匂いが回ってきました!

ここで岳丸は山バッジを購入!

ちなみに仙丈ヶ岳のバッジもありました!仙丈ヶ岳に登った時は、是非ともバッジをゲットしたいものですね!

13:00 北沢峠バス停到着!

ようやく北沢峠のバス停に戻ってきました!

6:30に出発ましたので、6時間30分でピストンに成功しました!

甲斐駒ヶ岳は、駐車場までバスの移動がありますが、上の写真の時刻表を見てもらうと分かるように、13:10の次は15:00になってしまいます!

日帰りで帰ることを考えると、正直13:10発に乗りたいところでしたので、今回は計画通りだったかなと思います!

そんなこんなで、バスの中では爆睡をしながら約1時間揺られて、発着所まで無事に帰ってきました!

そして家族へのお土産も忘れずに買って、無事に帰宅も出来ました!

来年は「南アルプスの女王」と呼ばれる仙丈ヶ岳にチャレンジしてみたいなと思います!

ありがとうございました!

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