絶景!赤城山!大沼・小沼の絶景を眺めながらの大周回ルートをトレッキングしてきました!

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登山記録

はい!どーも!11月に入っていきなり寒くなりましたね!段々と登山をするにも、釣りをするにも気合のいる季節になってきました!まあ、そんなこと言いながら、毎月どこかしらに行ってしまう岳丸です!

今回は、神奈川県から少し遠征して赤城山を登ってきました!ルートは大周回ルートと呼ばれる、全長22kmのロングコースです!それではご紹介していきます!

赤城山とは

大沼と黒檜山

赤城山は、群馬県前橋市、桐生市、渋川市、沼田市にまたがり聳える単独峰の活火山です。活火山ランクはCですので、噴火の可能性は少ないながら活火山に該当します。日本百名山に選ばれる一峰で、標高は一番高い黒檜山が1827.6mです。赤城山には「大沼」、「小沼」、「覚満淵」というカルデラ湖があり、登山以外にも釣りやキャンプ、サイクリングなどを楽しむ方々も来ています。

ちなみにですが、赤城山という山はありません!正しくは赤城山という嶺(山頂)はありません。「赤城山」という名称は単独峰全体の総称であり、各峰に名称が別途ついています。赤城山の登山は、そんな単独峰の台地の上にある外輪山を縦走して行くこととなります。

赤城山を形成する代表的な外輪山は以下の通りです。

黒檜山(1828m)
駒ヶ岳(1685m)
長七郎山(1579m)
地蔵岳(1674m)
鍬柄山(1562m)
鈴ケ岳(1564m)
出張山(1475m)
薬師岳(1528m)
陣笠山(1492m)
足柄山(1475m)

最高峰は黒檜山の1828mです。一般的に赤城山というと上の表の黒檜山から鈴ケ岳まで言うようですが、岳丸は足柄山まで含めて考えています。

赤城山 大周回ルートについて

それでは、赤城山の大周回ルートについてご紹介していきます!今回は黒檜山から地蔵岳まで行ってきました!

いつものように、下道を使って4時間かけて行ってきましたよー!笑そ

それでは登って行きましょう!

駐車場到着

5:00 おのこ駐車場到着

おのこ駐車場

今回はおのお駐車場に車を停めることにしました。赤城山は各登山口に駐車場があるので、早朝であれば駐車場に困ることはありません。(ただ、9時を過ぎると観光客も増えてかなり混みます。)

おのこ駐車場の向かいにはお土産屋が並びます

黒檜山登山口駐車場という、黒檜山の登山口が目の前の駐車場もあるのですが、今回は山バッジやお土産を購入したかったこともあり、おのこ駐車場にしました。

おのこ駐車場は、トイレもしっかりした水洗トイレがあります!大便器は洋式もありますので、現代っ子でも安心して用を足せます!笑

ちなみに6時のタイミングでは、2割ほど埋まっている状態でした!

この時期の赤城山は既にかなり寒く、早朝の温度は4℃でした!歩き出せば暑くなるとは思いますが、防寒はしっかりしたものを持っていた方が良いかと思います!

黒檜山登山へ

空が白んできたら準備をして、おのこ駐車場から黒檜山登山口へ向かいます!登山口へは、駐車場を出て左側(赤城神社方向)に歩いていきます。

個人的には黒檜山登山口駐車場に停めるよりも、軽いアップが出来て良いなとは思います。


6:00 黒檜山登山口出発

黒檜山登山口

おのこ駐車場から10分ほど歩くと黒檜山登山口に到着します。登山口がひっそりとしているので、見逃してしまいそうになるので注意してください!

登山口の様子

登山口早々からいきなり岩場の急登になります。早朝の体にはなかなかハードですが、体に鞭打ち登り適応していきます!おのこ駐車場からのアップが無ければ、バテていたかもしれません笑

黒檜山のコース

台地の上から登っているので,頂上までは2kmくらいですが、400mほど一気に登っていくような地形でした。上の写真のように岩と落ち葉があり、若干滑りやすくなっています。

頂上まで急登ですが危険箇所もなく、時おり覗ける大沼がとても綺麗でした!


7:00 黒檜山山頂到着

入口から1時間程で黒檜山の頂上に着きました!黒檜山はそこまでハードではないので初心者でも、それなりの装備があれば難なく登れると思います!

景色はそこまで良くは無いので、小休憩後、縦走していきます!

黒檜山山頂の三角点

ちなみに、黒檜山の山頂にはちゃんと三角点があります!三角点マニアの方にご報告までに!

駒ヶ岳へ

引き続き、駒ヶ岳へ向かいます。駒ヶ岳までは、山続きになっていますので標識に従って進みましょう!

黒檜山〜駒ヶ岳にある鳥居

途中に鳥居がありました。赤城山は山岳信仰として崇められていますので、そのひとつかと思われます。ちなみに景色も綺麗です。


7:45 駒ヶ岳到着

駒ヶ岳山頂

黒檜山出発から45分程で駒ヶ岳山頂に着きました。駒ヶ岳からは、外側の展望が望めます。単独峰らしく、外側に綺麗な景色が広がっていました!

長七郎山と小沼

遠くに長七郎山と小沼が見えました。次は長七郎山に向かうため、一旦下山します。

赤城山は峰が尾根続きでは無いため、何度か下山して一般道を移動しないといけません。長七郎山に繋がる登山路もあるのですが、行ってみると整備が甘く迷う危険性もあった為、車道にでる判断をしました。赤城山の大周回ルートを行く際は、整備が甘いルートもあるので地図を持って行った方が良いと思います!


8:25 駒ヶ岳・黒檜山登山口花山

駒ヶ岳・黒檜山登山口

約40分で駒ヶ岳から下山しました。途中、幅の狭い階段になっているところがあり、登ってくる方を待ちながらの下山になりました。登山のルールを守り、登ってくる方を優先して下山しましょう!

駒ヶ岳・黒檜山登山口駐車場

ここの登山口の近くにも中止がありました。ここは9時近くですが、まだ余裕がありそうですね。

長七郎山へ

長七郎山は向かうために、しばらく一般道を歩きます。長七郎山の登山口は赤城山鳥居峠のすぐ脇にあります。登山口までは15分ほど歩くことになります。

赤城山ビジターセンター

途中赤城公園ビジターセンターがありました。ここからしばらくトイレが無くなりますので、用を足す方は寄って行きましょう!鳥居峠にもトイレはあるのですが、サントリーのビアガーデンのトイレを借りるため、開いていないこともあります!


8:40 赤城山鳥居峠到着

赤城山鳥居峠

一般道を歩いて行くと赤城山鳥居とうげが見えてきます。目印はサントリーのビアガーデンです。大きく黄色の看板に「サントリービール 群馬県産天然水の水源はここです」とかいてあるのですぐ分かると思います。

長七郎山登山口

その脇に長七郎山の登山口があります。ひっそりとしている登山口から、長七郎山と地蔵岳を登っていきます!案内標識には長七郎山の案内が出ています!

長七郎山登山路

長七郎山への登山路は、黒檜山と打って変わって整備された土の登山路を進んでいきます。岩場で疲れた足にはクールダウンになりました!


9:15 長七郎山山頂到着

長七郎山山頂

登り始めて、30分強で長七郎山に到着しました!特段登りにくいところも無く、道も整備されておりハイキングといった感じです。

頂上付近は岩が積まれておりゴロゴロしていましたので、運動靴での登山はさすがに厳しいかと思われます。

地蔵岳へ

続いて地蔵岳へ向かいます。

長七郎山の山頂から地蔵岳へ向かうには、小沼の周回ルートを使って行きました。少し分かりづらいのですが、来た道には戻らず山頂を越えると小沼に続く開けた道があります。ざっくりとした案内標識が頂上にあるので、示す方向に行ってみてください!

地蔵岳以降は人通りも少なくなり、道が分かりづらくなるので、マップを持って行き各タイミングで場所を確認して行くのが良いと思います!

賽の河原

長七郎山を下山する拓けた場所に出ます。石が積み重ねられた地獄の「賽の河原」を表現した場所のようです。

赤城山には、「血の池」や「地獄谷」など地獄に因んだ名前のポイントがあり、地獄巡りをすることができます。

小沼と周回路

長七郎山を下山すると、小沼の周回コースに出ます。小沼のエメラルドグリーン水面と黒檜山の風景を眺めながら、閑かな周回路を歩き自然に癒されました。

遠くには黒檜山も見える為、写真スポットでもあるようで、多くの写真愛好家がシャッターを切っていました。

岳丸は周回路を外れ、地蔵岳駐車場方向に向かい一度車道に出てから、地蔵岳入り口に向かいます。

地蔵岳の登頂は、最初に階段地獄が待っています!階段の段差高さもマチマチなので、ここで一気にスタミナを削らました。

そして、ここで岳丸の両太ももが痙攣を起こすハプニングが発生しました!景色と登るのに集中していて、エネルギーを取り忘れていたのが原因だったようで、ブドウ糖と鮭とばで栄養補給をし、どうにか復活しました。


10:05 地蔵岳山頂到着

地蔵岳山頂

登り始めて20分程で地蔵岳山頂に到着しました。痙攣のトラブルがあったので、普通に登ったら15分くらいで登れるのでは無いのかなと思います。

地蔵岳からの眺め

地蔵岳からの眺望がとても素晴らしく、赤城山の素晴らしい景色を全て見ることが出来ると言っても過言ではありませんでした!

多くの登山者が、地蔵岳の山頂で早めの昼食を取っていましたね!岳丸も時間があれば、ゆっくりしたかったです!

ちなみに、地蔵岳には国交省とNHKの通信・衛生施設があるので、赤城山の外向きへの景色は期待出来ません。

見晴山へ

地蔵岳で休憩後、見晴山へ向かいます。当初の予定では、鍬柄山から鈴ケ岳へ向かう予定でしたが、足の痙攣や帰りの混雑具合を考えて見晴山から大沼の周回道に行くコースに変更しました。

地蔵岳の頂上からは、赤城公園ビジターセンターに下りる道と、見晴山・新坂平に下りる道があります。今回は後者の登山路を進みます。

頂上近くの下り口はビジターセンターに向かう道です。メジャーな道はこちらのようで、ほとんどの登山者はこちらで下っていきます。

分かりづらいのですが、見晴山・新坂平への登山路は国交省の衛生施設の方に進んだ先にあります。

地蔵岳登山口付近

獣道のような登山路を降りて行くと、見晴山駐車場付近に出ます。最後の最後で道が無くなり分かりづらいのですが、見晴山駐車場の大沼側(下山してくると右側)が登山口ですので、意識して大沼側に進んでみてください。


10:45 地蔵岳下山

見晴山駐車場

40分程で、地蔵岳から下山出来ました。けっこう距離もあり疲労感はあります。


10:50 見晴山登山開始

見晴山登山口

見晴山駐車場の向かいに登山口があります。分かりづらいですが、案内標識があるので、勇気を持って進みましょう!笑


10:55 見晴山山頂到着

見晴山山頂の

登り始めて5分で山頂に着いてしまいました!笑

公園の丘のような道を歩くとすぐに着いてしまいます!

大沼へ下山

11:10 大沼到着

見晴山登山口

見晴山から大沼まで15分程で下山しました。地蔵岳から見晴山は標高差が無く、あっという間でしたが、見晴山から大沼までは標高差がまだありますので、少し時間がかかりました。

見晴山を介さず大沼に向かおうとすると、一般道を下山することになります。交通量も多く、アスファルト舗装は靴にも足にも優しくないので、今回は見晴山経由を選びました。

見晴山下山時の景色

見晴山から下山する際も良い景色が広がります。ただ、熊笹が多く歩きにくい道が続きました。最後は登山口で鹿がお出迎えしてくれました。

山バッジ購入

無事おのこ駐車場に戻り、着替えを済まして山バッジの購入に向かいました。

見晴館

買いに行ったのは、見晴館というお土産ショップです。単純に駐車場の近くにあったという理由なのですが、店員さんも愛想が良く気分良く買い物が出来ました。その他にも群馬の幅広いうどんなども購入しました!

赤城山バッジ

山バッジは、本当は「黒檜山」などがあれば良いなと思っていたのですが、やはり売っていませんでした。

まあ、登山者以外は黒檜山など知らない人が大半でしょうから、需要も見込まれませんよね 汗

大人しく赤城山バッジを購入しました 笑

ちなみに駐車場はめちゃくちゃ混んでいました!誘導員がいるわけでも無いので、駐車場内は大混乱をしていました。

次回は、今回登れなかった鍬柄山から足柄山を登って赤城山を制覇したいと思います!

今年は、もう雪が降ってしまうので来年挑戦ですね!

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