はい!どーも!絶賛減量中の岳丸です!この時期はエギングと登山を中心に土日は遊びまわっています!なお嫁殿に怒られないよう、家族サービスも忘れていませんよ!
気温もだいぶ落ち着いてきて、晴れていれば登山日和が続くいい時期ですね!ただ、台風や秋雨前線も活発化しますので、無理のない計画を心がけましょう!
今回は、タチウオジギングで使用するジグについてご紹介します!
タチウオジギング全般については、過去の記事をご覧ください!(記事は深川吉野屋さんにお世話になった時の話です)
ジグとは
ジグとは、金属製の擬似餌(ルアー)のことをいいます。アクションを加えることで、小魚を演出することで魚を釣ります。使われている素材は鉛やタングステンなどが主となります。
鉛のメリットは何よりも原料が廉価であることです。また、鉛は加工性に優れている為、製造コストを抑えることが出来るため、トータルコストが下がります。販売されている大半のジグは鉛製です。
対して、タングステンはレアメタルと言われる希少性の高い金属です。タングステンの有利な点は比重です。鉛の比重が11.36g/cm3なのに対して、タングステンは19.22g/cm3と鉛の1.7倍の比重があります。比重が大きい為、鉛に比べてシルエットを小さくすることができるメリットがあります。ただし、原料も高く、硬度が高く加工が大変な為、価格は高くなってしまいます。
ちなみに、鉛もタングステンも腐食には対して強いので、釣りに適した素材です。
夏タチウオジギングの形状について
次に、夏タチウオにおすすめのジグ形状について説明します。
センターバランス
一つ目はセンターバランスです。
リトリーブ時はスーッと巻き上がり、フォール時に、平打ちをする様に横の動きをします。活性が高く、積極的にジグにアタックしてくる夏タチウオは、ただ巻き、フォールアクションどちらの動きにも乗ってきます。
活性状況を調べるパトロールジグとして、最初に投入するのはこのセンターバランスが向いています。
ダイワの鏡牙ジグ ベーシックやCLUEのベイス、Blue Blueのフォルテンがこの部類になります。
非対称ボディ
二つ目は、非対称ボディのタイプです。
主に片面が平らで、もう片面が変化の有る形状のものが多いです。物によっては、若干片面が反っているものもあります。
このタイプは、スロージギングで使われていたタイプのルアーです。断面の形状から分かる様に、フォール時に大きく横に動くアクションが起こすことができます。
ジャッカルのアンチョビメタルTYPEⅡなどがこの部類です。
小型シルエットタイプ
三つ目は、小型シルエットタイプです。
典型的なタイプはタングステンを利用したタイプのジグです。その他にはジグに厚みがある分、側面のシルエットを小さくしたタイプもあります。
低活性時にはこのタイプでしか釣れないこともあるくらい重要な形状です!水深に合わせて、1,2個はケースに忍ばせておきたいタイプですね!
唯一の欠点は値段が高いことですね〜…。タングステンは当然高いです。厚みがあるタイプは、薄いジグに比べてバランスが大切になる為、コストも上がってしまいます。
ダイワのTGベイトやCLUEのベイスなどがこの部類です。
カラー選択について
次にカラー選択です。
ジグのカラーはかなり重要で、どんなに良いジグを使ってもカラーが合わないと、一切釣れない時もあるくらいです!
岳丸がカラー選択をする要素は、天候と潮の色です!
天候が荒れていれば、潮が濁るようにある程度、天候と潮の色は比例しますが、経験上、曇りと晴れでもヒットパターンが違うと感じる部分があります。なので、あえて2つの要素としてあげました。
基本的には、カラーローテーションをしないと段々と釣りにくくはなってきます。形状の変更と組み合わせて、うまくタチウオをいなす必要がありますよ!
天候基準
晴れの場合
晴れの場合、圧倒的な実力を見せつけるのがパープルカラーです。東京湾は基本的に濁りがある水質ですので、活性が高い場合はグローの入ったタイプが特に効果的です。
パープルカラーは、全国的にタチウオジギングで有力なカラーとされています。ただ、東京湾では何故か、晴れの時以外はそこまで釣れません。
夏タチでは思わぬロストもありますので、少なくとも2つは用意しておきたいカラーです。
曇の場合
曇の場合、金系を使用しています。金系とはオレ金(オレンジ+金色)や赤金(赤色+金色)などが該当します。岳丸は、カラーローテーションにピンクを追加して、回しています。
活性の問題もあるでしょうが、金系はスレるのが早い気がします。基本的には2,3ほん上がったら、ローテーションしてしまった方がいいと思いますよ!
雨の場合
雨の場合、岳丸はピンクを多用します。後述しますが、雨が降ると潮が濁るため、視認性の高いピンクカラーが有利になります。
その他、グロータイプなどもコンスタントに当たりを出せるカラーですね!岳丸は、銀系にグローゼブラなどを使用します。
潮の色基準
クリアの場合
潮がクリアの場合、パープルカラーを主体に使用します。
東京湾でクリアな潮があるの?と思われますが、横須賀の走水沖はクリアな水質の時があります。ただ、夏は濁りやすいので夏タチウオではあまり無いパターンですね。
濁り(茶色)の場合
茶色系の濁りがある場合は、ピンクカラーが有効です。岳丸は、この茶色の濁りパターンが大得意で、20本超えの釣果を出すときは茶色の濁りが多いです。おそらく、タチウオの活性も上がるんではないでしょうか!
その他にも黒色や茶色なども暗めのカラーが活躍している印象です。
濁り(緑色)の場合
濁りが緑色の場合、緑金色タイプが有利です。秋口になると潮が緑色になることが多くあります。活性も落ち気味になるのですが、緑金を持っていると一人勝ちできるときがあります。
普段そこまで使うカラーでは無いので、TGベイトの緑金をタックルボックスに潜ませています。東京湾の主力カラーには、今のところならなそうなので、ローテーションの一つとして、1,2個持っていればいいのではと思います。
フリマアプリやオークションでも、緑金のタイプは割安で売っているので、安めに調達するのをおすすめします!
まとめ
岳丸流の、ジグの使い分けは以上です。
そこまで難しい使い分けはしてないと思います!
パターンはあっても自然が相手ですので、その日によって釣れるジグは違います。カラーローテーションをしながら、釣れるパターンを探すようにしてください!
今回のお話は、パターンを見つける導入時の参考にしてもらえればと思います!
ちなみに、岳丸はダイワの鏡牙が比較的多いです。理由は簡単で、安いからです!夏タチウオは、活性が高く切られやすいので、ロストしても精神的、経済的にダメージを負わないようにするための作戦です笑
最後に、ローテーションの繋ぎとして、岳丸おすすめのカラーがあります!それが、ジャッカルのドラゴンチャートです!
ほとんどの状況下で当たりを出せます。ただし、見切られるのも早く、連続で釣るのは難しいので、ローテーションのネタが切れた時に投入してみてください!
かなり傷ついているのが分かると思いますが、このカラーは当たりも多く万能ですね!
今回のお話は以上です!
タチウオジギングは、これから冬まで続きますので、皆さんもガンガン釣っていきましょう!
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