はい!どーも!冬太りした岳丸です!
今回は、箱根山系・足柄山地の金時山〜明神ヶ岳を縦走トレッキングしてきましたのでご報告します!
金時山、明神ヶ岳とは?
金時山、明神ヶ岳は箱根山系、足柄山地に属する山々です。
金時山は神奈川県と静岡県の県境にまたがる山です。箱根山の外輪山系の最高峰に位置し、標高は1,212mです。日本300名山に登録されており、多くの登山家に愛されています。「金太郎」こと「坂田金時(公時)」の生まれが関東西部だったことから、「金時山」と呼ばれるようになったようです。後述の登山記録でお伝えしますが、頂上に「金時娘の小屋」という茶屋があり、こちらのなめこ汁が名物です。
明神ヶ岳は、神奈川県南足柄市と箱根町にまたがる箱根山の外輪山に属します。標高は1,169mです。遠くから眺めた形は尾根が続き、長方形の形をしている特徴的な山です。無骨さもあり、岳丸のお気に入りの山の一つです!
金時山〜明神ヶ岳縦走トレッキング!!
注意・・・登山計画は、自身の体力を考慮して、余裕のある計画設定を心がけましょう。
今回の登山計画は乙女峠から入山し、金時山で昼飯を取った後、明神ヶ岳を目指すルートです。総距離は約12.7km、累計標高差は上りが約1,215m、下りが約1,559mのコースです。予定時間は約6時間の計画です。数字だけ見ると、比較的楽そうに見えますが、これがなかなかしんどい登山になりました…。
登山口の乙女峠までは、高速バス、御殿場駅や箱根湯本駅からの路線バスを利用して向かいます。今回は会社のメンバーで行きましたので、新宿から高速バスを利用しました。
高速バスは小田急箱根高速バスが幹事会社の「新宿-御殿場・箱根」という路線名です。新宿のバスタから乗車すると1,880円です。ネットでも買えるので、事前にネット購入してコンビニでチケットを手に入れられます。ちなみに、全席指定席ですので、早めに押さえておくことをオススメします!今回は6割ほど埋まっているような状態でした!
7:00 バスタ発の高速バスに今回は乗りました。乙女峠到着予定は9:05です。
しかし、蔓延防止措置が解除された土日ということもあり、東名高速道路では渋滞が発生していました…。
9:55 乙女峠到着
予定より50分遅れの、9:55に乙女峠のバス停に着きました!登山口は、バスを降りて、そのままバスの走る方向に進むとすぐに見つかります!
登山口は下の写真の通りなので、分かりやすいと思います。
10:05 登山開始
準備運動をして、装備を整えたら登山開始です。3分ほど歩くと、登山口が見えて来ます。
登山路は、しばらく階段と土の地面が続きます。前日の朝まで雨が降っていた割には、泥濘も無く歩きやすかったです。富士山付近なこともあり、土質は火山灰のようで粘性がありますので、水を吸うと滑りやすくはなると思うので、注意が必要かなと思います。
10:35 乙女峠着
歩き始めて、30分ほどで乙女峠に着きました。この時点で眺めはなかなかです!
11:55 金時山山頂到着
1時間50分ほどで、金時山の山頂に着きました。頂上は人も多く、皆さん山頂の岩場に腰をかけ、景色を楽しみながら食指を取っていました。すごく気持ち良さそうです。
金時山の山頂には、なんとマサカリがあります!!皆さん担いで記念写真を撮っていました!
天気も良く、富士山も綺麗に見えました!芦ノ湖側を見ると、荘厳な箱根山も見える絶景です!
金時娘の茶屋(金時茶屋)で昼食を取りました!
金時娘の茶屋ではなめこ汁(600円)をいただきました!ここのなめこ汁は、どんぶりになめこがたっぷりなみなみに入っています!味噌ベースに茗荷が入っていて、登山で疲れた体に染み渡ります!味噌は麦味噌なのか、少し甘味があって飲みやすかったです!
金時娘の茶屋限定の山バッジもゲットしました!写真を撮り忘れましたが、裏面には登頂日を打刻してくれます!
12:40 明神ヶ岳に向けて出発!
ここから下山するまでトイレがないので、出発前に用を足すようにしましょう!
金時山を下山すると、笹に囲われた道を歩くルートが続きます。笹に囲われているので、景色はそれほど良くありませんが、ジブリの世界のようでドキドキ感があります!
しばらく歩き振り返ると、金時山とうっすら富士山が見えました!こうやってみると箱根山の外輪山最高峰の金時山は一際高く見えますね。
15:42 明神ヶ岳山頂到着
歩くこと3時間。ようやく明神ヶ岳に到着しました!思っていたよりも、上り下りが多くなかなかハードな登山でした!
明神ヶ岳までのコースは、あまり案内看板が無いので、登山中何度か心配になりました。道は一本道なので迷う心配は無いので、信じて歩き続けましょう。案内看板の目安時間ですが、通常タイムより若干速い気がします。あくまで参考程度に見てもらった方が良いかなと思います。
16:00 明神ヶ岳下山開始
明神ヶ岳から、強羅駅に向かって下山します。案内看板としては、「宮城野」方向に向かって下山してください。金時山と比べると、整備が行き届いておらず、浮石や押さえの板が外れているところがありますので、足を置くところに気を使い、慎重に下山してください。
17:20 下山
1時間半かけ、ようやく下山しました。途中、メンバーが疲労でスピードダウンするなど、なかなかハードな登山でした。本来の計画は強羅駅まで歩く計画でしたが、疲労もあったので、「宮城野営業所前」バス停から、バスで強羅駅まで行きました。
登山の感想
金時山は、山頂まで道もしっかり整備されていて、初心者でも比較的、体力を残して登れる印象でした。山頂に山小屋もありるので、最低限の装備で登れると思います。
対して、明神ヶ岳までの縦走になると距離も伸び、金時山よりも登山路の整備も行き届かなくなる為、本格的な装備が必要になります。上り下りが増えるので、足腰への負担も増えるので、ポールを持って行った方が良いと思います。途中でドロップアウトする道もありませんので、体力に自信があり、しっかり登山計画を立てることをオススメします。
今回の金時山〜明神ヶ岳ですが、距離は10km以上、登山路の整備状況、鎖場や岩場があることから中級レベルだと思います!
皆さん、参考にしていただければと思います。
最後に、今回は縦走だった為、公時神社に行けませんでした。今度はルートを変えて、立ち寄ってみたいなと思います。
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